バリではよい香りのする熱帯の花が沢山咲いています。南国らしい色合いの花が日常から開放させてくれます。普段気にしなければ見落としてしまう、でもとても魅力のある花を少しずつ紹介していきたいと思います。ここで紹介した花をバリに行った時に探してみてください。きっと美しい空の青やみずみずしい木々の緑のなかで光を放ち、誰かの目に留まる日を楽しみに精一杯咲いていると思います。

フランジパニ Frangipani (Kemboja)

フランジパニは種子から最も根付きやすい熱帯の木です。フランジパニが急速に他の温暖な気候地に広がった理由で、また香りの良さ、5弁の花の美しさが理由と考えられています。また、フランジパニはマレーシアとインドネシアの墓地で植わっているのが見られます。(フランジパニはお供えとして仏教徒とヒンドゥ教徒両方で使用されます)。
スパイダーリリー Spider Lily (Krinum bakung)

東アジアから南アジアにかけて温暖な地域に分布しています。水はけが良く日あたりの良い場所を好み、主に海浜で見られる海浜植物です。道ばたや公園、庭に植えられることもあります。
花期は夏で、白い細長い6枚の花被を持つ花を咲かせます。花は日没前後から強い芳香を発するようになり、受粉が成立すると、子房が肥大し、歪な球形の果実となり、熟すと裂開して丸い厚い種皮に覆われた種子を数個落とします。この種子は海上を何ヶ月も生きたまま漂流する能力があり、海流によって現在の分布域に広がったと考えられています。
ヘリコニア Heliconia (Helikonia)

熱帯地方に自生する植物で、品種はだいたい100種から200種の間といわれています。その特徴的な花は見ためカニ爪をほうふつとさせるような色と形をしています。ちなみにヘリコニアとは、ギリシア神話にでてくる芸術の神が住むヘリコン山という山の名に由来してるそうです。草丈は品種によって全く違い50cm程度のものから7mほどのものまであります。そのユニークな花は切り花として人気があります
ハイビスカス Hibiscus (Kembang sepatu)

3種類の原生種と他の大陸から導入された33種との交配がくりかえされた結果、現在5,000以上の園芸種がつくられているといわれます。ハーブテイーなどにも用いられ、蕾のままの赤い花はミクロネシア・スタイルのレイにつかわれます。約三千種類もあると言われていて、用途も食用・観賞用・薬用・園芸用などなど様々で、世界中の人々に愛されています。
ランタナ Lantana (Lantana sp.)

中南米原産のクマヅラ科の常緑小低木で観賞用に栽培されています。赤、橙、黄、白など鮮やかな色の花をつけ、また花の色が次第に変化することが多いので、和名をシチヘンゲ(七変化)とも言われています。暖地では戸外でもよく育ち高さ1.5mほどにもなります。熱帯・亜熱帯では広く野生化し、オーストラリアや東南アジアではこんなにかわいいお花がやっかいな雑草として問題になっています。

ブーゲンビリア Bougainvillea (Bougainvillea sp.)

オシロイバナ科ブーゲンビリア属に属する熱帯性の低木です。原産地は、中央アフリカ・南アメリカの熱帯雨林。ブーゲンビリアという名前は1768年にブラジルで木を見つけたフランス人の陸軍士官ブガンビル(L.A.de.Bougainville)に由来しています。花の色は赤から白まで変化に富み、ピンク、マゼンタ、紫、橙、黄のものもあるように見えます。しかし、実際の花は色づいた所ではなく花びらに見える部分は花を取り巻く葉(包葉)であり、通常3枚もしくは6枚です。俗に魂の花とも呼ばています。

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